2-3時間おき授乳が始まった日。
生後2日目になると、なんとか一人で起き上がり、トイレに行けるようになりました。
「今日こそは赤ちゃんと面会して、ミルクをあげたい」
そう思い、朝から意気込んでいたところ——
午後から母子同室になりますとのこと。
え?うそ。いいの…!?
思いがけない出来事に、
嬉しさと同時に「ちゃんとお世話できるかな…」という焦りも一気に押し寄せました。
■ いきなり始まった、授乳生活
赤ちゃんが病室にやってきて、早くも授乳スタート。
まずは母乳、そのあとミルクを20ml、ゆっくりと。
母乳の飲ませ方、ゲップの方法を、助産師さんに教わりながら、実践していきます。
私の場合、赤ちゃんがまだ小さかったため、
横抱きでの授乳がうまくいかず、縦抱きでの授乳からスタートしました。
そして現実に直面します。
——母乳が、出ない。
■ 「本当に母乳、出るようになるの…?」
乳腺を開通させるため、搾乳の方法も教わりました。
空の哺乳瓶に搾乳してみるものの、取れるのは、ほんの数滴。
「本当に、母乳って出るようになるんだろうか」
不安でいっぱいになりました。
でも、産前に参加したおっぱい学級で言われた言葉を思い出します。
「産後3日間が勝負。諦めないで」
——ここが正念場。
そう思い、ほぼ寝ずに搾乳に専念することにしました。
■ 2-3時間おき授乳のリアル
だいたい2-3時間おきに赤ちゃんが泣くので、その前に起きて搾乳。
毎回、助産師さんが来てくれておっぱいマッサージをしてくれるのですが……
これが、とにかく激痛。
ヒーヒー言いながらも、「この子を絶対大きくするんだ!!」と思うと、なんとか耐えられました(笑)
搾乳して、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませて、母乳をあげて、ミルクをあげて、ゲップをさせて——ここまでで、だいたい2時間。
そのあと1時間寝て、また搾乳スタート。このサイクルを、一日中。
「ようやく寝れる…」
と思ってベッドに横になると、先生が体調確認に来てくれたりして(笑)
——全然、眠れない。
みんないつ寝てるの…!?
■ 世の中のお母さんって、本当にすごい
この日、心から思いました。
世の中のお母さんって、本当にすごい。
こうやって、毎日子どもを育てているんだ。
そして、私自身も、こうして育ててもらったんだ。
そう思うと、母への感謝の気持ちが、自然と込み上げてきました。
■ 待ちに待った食事、そして現実
この日のお昼から、ペースト状の食事がスタート。
ようやく食べられる!と胸を躍らせていたのですが……正直、全然おいしくない(笑)
「早く、普通のごはんが食べたいーー!」
廊下に貼ってある献立表を眺めて、食べられるようになる日のメニューを暗記してしまうほどでした。
■ 寝顔が愛おしくて、眠れない夜
コットの中で、すやすや眠る赤ちゃん。
その寝顔が、もう本当に可愛くて、眠いのに、つい眺めてしまいます。
「寝なきゃ」とベッドに入っても、ちゃんと息してるか心配になって確認したり。
結局、なかなか眠れません(笑)
こうして、母子同室1日目はあっという間に過ぎていきました。
体はボロボロ、眠れない、不安もたくさん。
でもそれ以上に、赤ちゃんと一緒に過ごせた一日が、確かに「母になった日」だった気がします。



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