産んだ次の日に、赤ちゃんと会えた日のこと
出産して次の日の朝。
目が覚めて、少しだけ凹んだお腹を見て、
「あ、昨日出産したんだ」と、改めて実感しました。
今日は赤ちゃんに会える。そう思うと、朝からワクワクしていました。
■ 帝王切開翌日、はじめての歩行練習
帝王切開の後は、なるべく早く歩いたほうが回復が早いと聞いていました。
助産師さんに見守られながら、ゆっくりベッドから起き上がろうとしますが…
お腹が痛いし、傷口が切れないか怖い。
なかなか体を起こせません。
それでも、なんとか起き上がり、「よし、歩こう」とした瞬間——
ふらふら…目眩が。
倒れそうになり、助産師さんに支えてもらい、そのままベッドへ逆戻り。
「もう少し回復してから、赤ちゃんに会いに行きましょうね」
その言葉にうなずきながら、午前中の面会は断念することになりました。
■ 会いたい気持ちを抑えて、ひたすら回復
帝王切開後は絶食。
できることは、とにかく寝て回復することだけ。
「早く会いたいな」
そんな気持ちを抑えながら、午後を待ちました。
午後になり、再び歩行練習にチャレンジ。
今度は、立ち上がるところまでは成功。
それを見て、助産師さんが「車椅子で行きましょうか」と声をかけてくれました。
いよいよ——
赤ちゃんのいるNICUへ向かいます。
■ はじめてのNICU面会
NICUに着き、そこにいた赤ちゃんは生後1日目の2100gの小さな体。
でも、とても元気そうでした。
そして、「抱っこしてみますか?」と言ってもらい、初めて腕に抱かせてもらいました。
ふにゃふにゃで、軽くて、とにかく可愛い!!
この子が、ずっとお腹の中にいてくれたんだ。
産まれてきてくれて、ありがとう。
胸がいっぱいになり、幸せな気持ちで満たされました。
■ でも、体はまだ追いついていなかった
「ミルクもあげてみますか?」
そう声をかけてもらった瞬間、また目眩が…。慌てて、病室へ戻ることになりました。
せっかく会えたのに。もっと一緒にいたかったのに。
しょっぱなから、ダメダメな母親でごめんね。
そんな気持ちが、心の中に広がりました。
■ おわりに
出産したら、すぐに元気に動けると思っていました。でも現実は、体も心も、思った以上に回復に時間がかかる。
それでも、ほんの少しの時間でも、赤ちゃんを腕に抱けたこと。あの温もりは、今でもはっきり覚えています。



コメント